2020/07/21 15:51
先日僕のツイートにこのようなリプをしてくれた方がいました。
次亜塩素酸ナトリウムを炭酸やら塩酸やらで中和したものを次亜塩素酸水と呼んでいいみたいな事になってしまっていて一括りにしてダメだと言われているデータと塩水から電気分解した有機物に触れると塩水に戻る次亜塩素酸水を有効だとしたデータがゴッチャになってるのが現状ですかねぇ。
— レンガあかね接骨院田無 (@renga_akane) June 6, 2020
僕が運営管理しているショップでも次亜塩素酸水を販売しているので気になり色々調べてみました。
なので、この記事は次亜塩素酸水の種類について知りたい方向けの記事となっています。
それでは、始めますね。
次亜塩素酸水の種類
次亜塩素酸水は生成方法の違いから種類がわかれているようで
・電解水:塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解して生成される。
・混合水:亜塩素酸ナトリウム(=水道水の高度処理技術にも使用されています)と希塩酸を水で希釈混合し、中和されることで生成される。
巷では次亜塩素酸水と一括りに言われているようですが、実はこのように次亜塩素酸水には2つの種類があるようです。
ちなみに、平成14年に厚生労働省が次亜塩素酸水は食品に対しても使える殺菌料として効果と安全性を指定していますが、これは電解水の方のことを指しているようです。
食品添加物としての次亜塩素酸水
実は厚生労働省により食品添加物として認められている次亜塩素酸水は、原材料と製造方法が指定されているそう。
・強酸性次亜塩素酸水:pH2.7以下、有効塩素濃度20~60ppm
・弱酸性次亜塩素酸水:pH2.7~5、有効塩素濃度20~60ppm
・微酸性次亜塩素酸水:pH5~6.5、有効塩素濃度10~80ppm
と、これら3つが指定されており原材料は、強酸性次亜塩素酸水と弱酸性次亜塩素酸水については塩(塩化ナトリウム)と水のみ、微酸性次亜塩素酸水は塩酸及び塩(塩化ナトリウム)と水のみと指定されていて、生成方法は電解水だけが認められているそうです。
これらの事から厚労省が安全とした生成方法でない次亜塩素酸水はもしかしたら危ない。っていうのが次亜塩素酸水は危ない。という風に理解され広まったのかな?と考えます。
ただ、どちらも効果や安全性に違いはないと言われているそう。
もしかしたらあるのかもしれないが、少なくともうちのショップで販売している次亜塩素酸水はこれといった健康被害や効果に対する問い合わせなどは寄せられていないので今のところ効果や安全性に違いはないと言えそう。
ちなみに、ちゃんとした商品かを見分けるポイントとしてその商品を使った試験や実験のデータがあるかが大事な様です!
まとめ
これまで次亜塩素酸水は1つしかないと思っていてpHや濃度別に呼称が違うんだと思っていたのですが、実はそうではなく生成方法がそもそも違っていてそこから種類がもうすでにわかれていることがわかりましたね。
これからも知らないことをインプットしてちゃんとした情報をお届けできるよう頑張りますね!